自殺、そして遺された人々

2017年06月13日 16:43

この本は、筑波大学の高橋祥友先生が書かれた本です。

タイトル通り、自殺についてという、高校生にしては少し重い内容となる本です。

専門的な知識をなるべくわかりやすく書かれた本です。


交通事故の死亡者数はやく6000人と言われている現在、自殺者の数はおよそ3万人(近年は下降傾向にあり、その数字を下回っています)という衝撃的な統計があります。


また、15歳から24歳までの死亡原因の1位は自殺であり、私たち高校生にとって自殺は避けて通れない重要なテーマです。


ニュースでも中学生や高校生がいじめなどの理由で自殺した、という報道はよく起きてしまっている現実があり、もしかしたら同級生が自ら命を絶つ、ということも考えられなくはありません。


もし、このサイトを訪れた読者の中で、「死にたい」「自殺したい」と考えている方がいましたら、その前に是非、一度この本をご覧ください。


私はこの本を読んで、自殺するということは、遺族に大きな苦しみを与えることだということを改めて実感しました。


もちろん、そんなことを考えている自殺希望者はそんなにいないと思いますが、一度この本を読んで、この本をきっかけに立ち止まってもらえることを、心より願っております。